提供準備中の検査と治療法のご紹介

こちらでは現在研究所が注目しており皆様に提供できると考えている検査と治療法に関してご紹介を行ってまいります。

サンプル受託健康診断:食道がんや生活習慣病などが気になる方はサンプルを送ってください。

<サンプル採取方法、送付方法に関しては当院までご連絡ください>

食道がんは予後の悪い疾患ですから、早く見つけることが大事です。がんの超早期診断を内視鏡やエコー検査をする前にRT-PCRやFACS(フローサイト)、その他の最先端医療技術で予測します。食道がん、胃大腸、すい臓がん、その他を腫瘍マーカーと共に行います。多忙な生活の中で、来院前に一度試す、最初はサンプルを送っていただくだけの受託システムです。お問合せは電話092-405-8216, お問い合わせフォームからお願いします。


 インド医学で用いられる植物、アムラ抽出物は強い抗酸化作用、抗腫瘍作用、降圧作用などがあり、卵巣癌細胞を用いた実験ではがん化を抑えるE-カドヘリンを上昇させ、がんを促進する増殖因子 (IGF1R) やEMT因子(SNAIL)を低下させることが報告されています。

 前立腺がん、肥大症は年齢と共に増加し、PASは有用なマーカーですが、それらの鑑別は難しい場合があり、これに加えた検査でより確かなものとなります。又、食道がんは予後の悪い癌ですが、内視鏡に半日かけて病院に行く前に有用な検査が可能です。

 

 下の左図はすい臓がんに特異的なGPC1(glypican)の手術前後における健康部分、がん部分の陽性率を示した論文を改変引用したものですが、明らかに癌部分で高いことがわかります。又、右図は口腔や他の消化器癌で発現するTrop2と手術後における延命効果との関係を示したもので、これも明らかにTrop2が低い方が長生きできることがわかります。このような腫瘍マーカーを健康なうちから測定しておくと、もしがんになっても早期に診断できます。

ヒトパピローマウイルス(HPV)感染は子宮頸癌に関係するといわれていますが、上左図は62 HPV 陽性(CIN3以上)患者の手術後、41.94%陽性持続、48.39%陰性化、9.68%不明の中で、組織HMGB1(High Mobility Group)の発現と延命生存率との関係が示しています。HMGB1は分泌されるので血中などでも上昇している可能性があります。又、大腸癌でも血中の値が高いことも知られいます。上右図はRKIP(Raf kinase inhibitor protein)が低いと胃癌で予後が悪いことを示していますが、RKIPはがん化経路、Ras-Raf-MEK-ERK を抑制することが知られています。乳がん、大腸がん、肝臓がん、卵巣がん、甲状腺がん、皮膚がん、咽頭がんでも同じような報告があります。その他、AgNOR (argyrophilic nucleolar organizer region),AEG-1 (Astrocyte elevated gene )などがあり、測定できます。

  figures reproduced  by permission of the publishers

新しい腫瘍マーカーも測定します
 腫瘍マーカーは腫瘍細胞表面分子やそれが産生する分子(分泌される分子)からなり、がんなどで異常値を示すものです。特異性は高いものから低いものまでさまざま存在し、多くの場合それだけでは確定診断はできません。しかしながら、これを用いた検査は他の検査に比べて検査が引き起こすがんを最小限にする事が出来ます。

 現在使われていいるのはCEA、EGFR、ER、PSA、ICTP、TPA、IAP、SCC、CTx、PIVKA-II、SP1、γ-Sm、フェリチン、ペプシノゲン I/II、ALK、AFP、β2-マイクログロブリン (B2M)、絨毛性ゴナドトロピン(hCG)、bcr-abl融合蛋白、BRAF、C-kit、CA15-3、CA19-9、CA-125、CD20、CgA、CK21-1、Fibrin/fibrinogen、HE4、HER2、イムノグロブリン、KRAS、LDH、NSE、NMP22、PD-L1、サイログロブリン、uPA/PAI-1、OVA1、CSLEX、DUPAN-2、KMO-1等々がありますが、日々新規のものが発見、開発されております。

 本診療所では、この中から患者様にとって最良の組み合わせをお一人お一人と話してご提供いたします。


 科学的な証明が未だ出来ていない薬があります。多くの研究者が携わり、多くの研究費を投じながらもその効果を証明するに至ってはいないというものです。その薬は確かにある病態には効果があります。というのは、胃癌、大腸癌を患っていながら、その薬を摂取した方で癌からの『完治』を果たした人が複数人存在するからです。

 私たちはそのような薬でも特定の試験方法により患者様に有効か否かを検証することができ、治療としてご提供できます。

当診療所は より効果のある治療法を患者様に提供すべく、研究所を併設し日々進化(Evolution)し続けております。

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